野間仁根 作品 第三展示室 「海の部屋
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●この展示室は、野間先生の生まれた吉海町の温かな人々と、素晴らしい自然
 豊かな海の幸が野間先生の温かな色彩表現で描かれています。
 赤・黄色の色彩が瀬戸の温かさ、穏やかさを十分に表現しています。
●郷土文化センターには、まだまだいい絵がたくさんありますよ。行ってみませんか?

注・・・作品保全のため掛け変えを行っております。作品が飾られていない場合も
    ありますので、お目当ての作品がある場合はご連絡ください。

no, 作    品 題     名 解  説 大きさ 制作年
1 「瀬戸内海
椋名日の出」
(むくな)
黄色い空、青い海、海面に映る島々の影。
ある画家が九州にスケッチ旅行に行ったとき
案内の方が瀬戸内の風景を見せた。その
画家は瀬戸内の海に映る島影を鏡に映る
ごとく描いた。・・・他の海に比べ瀬戸内は穏
やかで温暖である。野間先生はこの穏やかさと
暖かさをこの色彩と筆のタッチで現している。
F6 -
2 「瀬戸内海
日の出」
野間先生の瀬戸内の絵には必ずと言って
可愛い船が描きこまれる。ポンポン船か小さな
漁船であろう。この可愛い小船が色彩豊かな
海を走るのである。漫画のような可愛さだ。

あっ!そうそう、ひとつ書いておかなければ・・・。
野間画伯が描く瀬戸の潮の流れは嘘がない。
小さな頃から相当海に親しまれたものと考える。
釣りも大好きで、ご自分が執筆された「呑馬
(ドンマ)先生釣日記」でもその様子が伺える。
瀬戸内の絵をごらんのさいは是非、潮目もご覧
ください。
F4 -
3 「房州太海」
(ぼうしゅうふとみ)
房州の風景はかなり作品があるようだが、この
作品は野間先生がよく逗留していた「江沢館」
近くの風景らしい。
この作品には上にある瀬戸内の作品のように
輝くようなオレンジや黄色はあまり見られない。
時代性もあろうと思うが、荒々しい太平洋の
自然を先生なりに封じ込めた色合いの違い
なのであろう。
F20 -


                                                              by watanabe

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 解説  作品、他の解説
 第1展示室  夢と物語の部屋
 第2展示室  バラの部屋
 第3展示室  海の部屋
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