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作 品 |
題 名 |
解 説 |
大きさ |
制作年 |
1 |
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「瀬戸内海
椋名日の出」
(むくな) |
黄色い空、青い海、海面に映る島々の影。
ある画家が九州にスケッチ旅行に行ったとき
案内の方が瀬戸内の風景を見せた。その
画家は瀬戸内の海に映る島影を鏡に映る
ごとく描いた。・・・他の海に比べ瀬戸内は穏
やかで温暖である。野間先生はこの穏やかさと
暖かさをこの色彩と筆のタッチで現している。 |
F6 |
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2 |
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「瀬戸内海
日の出」 |
野間先生の瀬戸内の絵には必ずと言って
可愛い船が描きこまれる。ポンポン船か小さな
漁船であろう。この可愛い小船が色彩豊かな
海を走るのである。漫画のような可愛さだ。
あっ!そうそう、ひとつ書いておかなければ・・・。
野間画伯が描く瀬戸の潮の流れは嘘がない。
小さな頃から相当海に親しまれたものと考える。
釣りも大好きで、ご自分が執筆された「呑馬
(ドンマ)先生釣日記」でもその様子が伺える。
瀬戸内の絵をごらんのさいは是非、潮目もご覧
ください。
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F4 |
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3 |
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「房州太海」
(ぼうしゅうふとみ) |
房州の風景はかなり作品があるようだが、この
作品は野間先生がよく逗留していた「江沢館」
近くの風景らしい。
この作品には上にある瀬戸内の作品のように
輝くようなオレンジや黄色はあまり見られない。
時代性もあろうと思うが、荒々しい太平洋の
自然を先生なりに封じ込めた色合いの違い
なのであろう。 |
F20 |
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